本日、野島の調査日であります。とても水鳥が多いな、時間がか
かるな、と終わってみれば2時間で合計1280羽という結論でした。
2009年からの調査で最大羽数の合計2012年の1239羽を超え
ました。原因はオオバンが200羽も増加したことです。
調査終了後の帰り道、歩道から下の干潟を見たらこのような光
景が目に入りました。このコサギたちは何をしているの?。
コサギがコサギを踏んずけて海につけています。

反対側から見てみたら、上のコサギが下のコサギにかみついて
います。
下のコサギは足を折って座り込んでいます。

どうもコサギのテリトリー争いによる、喧嘩の最中のようです。
下のコサギが反撃に出ました。

でも、上のコサギの反撃にあい、上のコサギの胸の下に緊急避難。
この姿勢だと上のコサギは下のコサギの頭を攻撃できません。
せいぜい翼をつつく程度しかできません。

下のコサギが逃げようと左を向いたら、すかさずつつかれます。

必死に頑張り頭を伸ばしますが、頭の天辺をつつかれ反撃でき
ません。

何とも残酷な状態です。下のコサギの翼の根元に、上のコサギ
の足がが乗っかっているので完全に抑え込まれ、飛ぶことがで
きないのです。
上のコサギは、攻撃することに一生懸命で、私が真上から見ても
気づきません。
何とも下のコサギがかわいそうなので、手を叩いて上のコサギを
追い払ってやりました。
しかし、コサギは本当に気性が荒いです。
えーと、とても心配なこと。オオバンはどこまで増え続けるのでしょ
うか。調査を開始した頃は、野島には1羽も居なかったのです。
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